【今後10年の本質】AIに奪われるのは「仕事」ではなく「作業」
イチです。
最近、AI時代の働き方について考える時間が増えました。
そんな中、Voicyや書籍で有名な山口周さんのあるツイートが、僕が感じていたモヤモヤを言語化してくれて、すごく腹落ちしたのでシェアします。
AIに奪われるのは「仕事」ではなく「作業」

それは「AIに仕事を奪われると言われますが、厳密にはAIが奪うのは『仕事』ではなく『労働』であり『作業』ですという言葉。
これ、めちゃくちゃ本質だと思いました。
これからの時代、仕事は「作る人」と「もらう人」に分かれていきます。
そして、AIが代替するのは、間違いなく後者の「もらう人」の仕事、つまり「作業」の部分です。
経営者がコスト削減を考えたとき、真っ先にAIに置き換えるのは、指示されたことをこなす「作業」の部分。これはもう避けられない流れだと思います。
逆に、仕事の「起点」を作り出す側の人、つまり自分のアイデアやサービスを持っている人は、AIを使いこなすことで生産性を爆発的に上げていく。
この両者の格差は、ここ数年でとてつもなく開いていくはずです。
自分の今の仕事は「生産者」なのかを常に考える
この話は、偉そうに言っていますが、僕自身の自戒も込めています。
僕もまだまだクライアントワーク、つまり「作業」の比率が高い。だからこそ、もっと「自分の屋号」で仕事を作り出す側にシフトしないといけないと、強い危機感を感じています。
最近、AIツールを触っていて痛感するのは、自分の事業やサービスを持っていないと、AIの恩恵を100%は受けられないということです。
例えば、同じAIコーディングツールを使っても、それを使って自分のサービスをどんどん開発していく人と、ただ言われたものを作るだけの人とでは、得られるリターンが全く違います。
だからこそ、小さくてもいいから「自分の事業」を持つことが、AI時代を生き抜くための最適戦略になる。
人生の暇つぶしに、自分の会社やサービスを作ってみる。
それくらいの感覚で、AIをフル活用して生産者側に回ることが、これからはめちゃくちゃ重要になってくると思います。
僕も、もっと自分の事業の比率を上げるために、どんどん動いていきます。 皆さんも、ぜひ「自分の屋号で仕事をする」という視点を持ってみてください。
最後までご購読いただきありがとうございます。
今後10年の本質だと感じたポスト
山口周さんのポスト
米国ではすでに経営者が「ホワイトカラーの仕事の50%はAIに置き換わるだろう」と言っています。
「仕事」をせずに「作業」しかしてこなかった人」には厳しい時代
山口周さんのVoicy